■あとがきのようなもの。其の弐。

といいますか、なんですか…。これを書いたのはもう1年半以上も前になりますか…。
月日の流れるのは早いなぁ。(じじくさい)
今読み返してみたら、「とにかく終わった」という感じがします。
無理矢理決着つけたとか、そう言う感じ。(^^;)


●第一章 新たなる旅立ち
『冒険屋』のシーディとレイガー。
二人は森の中で、一人の女性を助ける。
しかし彼女は人間ではなかった…。
 初のオリジナルファンタジー小説ということで、手探りで始めたためか、はたまた勢いだけで書いているせいか、はっきり言って文がへたくそです。
 挿し絵は、萩森の小学校時代からの友人、鷹野夕樹さん。素敵でしょ?

●第二章 長い夜
『図書の館』でティエルの手がかりの一端をつかむシーディ達。
そしてその夜、シーディが見た夢は、「過去」という名の「悪夢」。
 シーディの過去が書きたくて書いた物です。この後の話で、ティエルとレイガーに押され気味になってしまうので…。
 ちなみに、彼はシスコンでは決してありません。(笑)
 
●第三章 秘められた傷跡
眠れないシーディにフェリットが話しかける。
同じ過去を持つ二人。
けれど、その捉え方はまるで違っていた…。
 某氏の言葉がなければ、フロッピーの中に埋もれ、日の目を見ることはなかったでしょう。(笑)
 本編とはあんまり関係ないかも?
 賢者の少年、フェリットは、子どもなのに大人顔負けの頭脳をしているって言う、設定が好きで出来たキャラです。趣味走ってます。(爆)
 
●第四章 聖都、プレティシヒア
ティエルの過去を見つけるため
聖都『プレティシヒア』へ向かうシーディ達。
しかし…?
 宗教って言うのは心に安定を与えてくれる反面、ものすごく怖い面もあると思うんですよね。
 なんて言うのかな…?こう、妄信的になってしまう点とかが。この話で、一人の『魔物(ジン)だ!』っていうセリフに周囲の人がみんなして付和雷同してしまったり。
 騎士隊長バークレーは、はじめ男性という設定で書いていたんですが、『かっこいいおねぇさん』っていいなぁと思って女性になってしまいました。
 男装の麗人…。いいっすねぇ。(死)サ○ラ大戦のマリアさんも好きです♪

●第五章 哀しき真実
聖都プレティシヒアで出会ったティエルの兄オルカス。
彼の口からでたのは驚くべき真実だった…。
 実はこの話のラストが一番に思いついたんです。色んな意味で、全てはここから始まったのかもしれません。
 オルカスは当初、ティエルのお父さんにする予定でしたが、『純血を守るために』っていう設定を思いついたので、『それじゃあ年は近い方がいいだろう』と思い、お兄さんになりました。

●第六章 奇跡はここで起きる
哀しき真実を知り、
『夜明けの塔』から身を投げてしまうティエル。
その時シーディとレイガーは…!
 レイガーの羽ですが、あれはホントの羽じゃありません。どういうことかというと、あれは、本人の意思が具現化した物なんですね。
 人間に羽をつけて飛ぼうと思ったら、えらく筋肉がいるらしいです。鳩がよい例ですね。
 でも、レイガーにそんな筋肉はない。
 よって、あれもまぁ魔法の一種なんじゃないかなぁと。
 いいじゃん、飛べりゃぁ。ねぇこげまるさん!?
 
●第七章 フェローズ家のルーン使い
「ブランクルーン」を発動させるため、
ティエル達はもう一人のルーン使い、セリシアの元へと向かった。
しかし、ティエルの状態はどんどん悪化していた…。
 ゼノンはいい人過ぎて、損してますね。聖職者の鏡ですな。
 でもあの後ゼノンはバークレーと良い仲になるようです。なんててきとーな展開なんでしょう。面白くもくそもありませんね。
 セリシアさんのキャラはかなり好きです。さばさばしているのが。「アネゴ!!」って感じ。関係ないけど、数学(甲)の先生の通称はアネゴ。
 事の発端は乙の方の先生が、「このクラス、甲の方は誰が教えにきとんじゃ?」「○○先生です。」「ああ、アネゴか。」といったことに起因します。(笑)
 
●第八章 限界の向こう側
 セリシアの言うとおりに念を込めるティエル。しかし、…!
 さあさあさあ!いよいよ最終回です!敢えてぐちゃぐちゃ描き…もとい書きません。読んで、その目でラストを噛みしめてください。
 題名…、分かる人には分かる、めぐ姉の某曲からです。ほら、あのメイド服…。実はカラオケの持ち歌。…メジャーすぎたかなぁ…?
  
書き終わって、皆様に楽しんでいただけたか、それだけが心配です。
感想、批判等々どしどしお寄せ下さい。
(どしどしっていったい何なんだ〜♪by嘉門達夫)



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